太るためにたくさん食べるのは間違い~少食・ヤセ体質の正しい食事の取り方

痩せていて困っている人は、何とかして量を食べて太ろうとします。

でもそれは間違いです。

現に太れていませんよね?

たくさん食べられない少食、食べても太れない体質……

どちらにしても、たくさん食べるということが太れない原因になっています。量を無理に食べると余計に太れないのです。

少食が無理に量を食べると余計に太れない

ガリガリで服が似合わない!だから太りたい!少食だけど頑張って食べています!
一見間違っていない方法ですが、少食な人が無理に量を食べてもまず太れません。少食な人はなぜ少食なのか?この理由を知らないと食べても無駄になるからです。すぐにお腹が一杯になるけど頑張ってたくさん食べている人は、今すぐそれをやめましょう。
なぜ少食かというと、少食でいいからです。そう思っているのは体です。
なぜお腹が空くかというと、脳が司令を出して栄養を取り入れようとしているからです。理由は「生きる」ためです。
少食な人はすぐに満腹になりますが、脳がそれで十分としているからです。脳がそう思っている以上、無理に食べようとしてもどうしようもありません。
いやいや、そんなこと言ってもガリガリやん!となりますが、胃腸のリミットを超えるからすぐに満腹中枢を刺激していることもあります。体を守るために少食にしているケースもあります。
みなさんは気づいていませんが、食事というのは体にかなりの負担をかけます。食後に眠くなりやすいのは、消化のために胃腸に血液が集中するからです。夜遅くに食べると体に悪いと言われるのは、夜は胃腸が休む時間なのに、消化するべきものが残っていると休めないからです。昼間酷使した胃腸を夜も使い続けると慢性疲労になり、消化力、栄養吸収力が落ちて余計に太れません。
つまり、少食な人が無理に量を食べるということは、脳の指示に抵抗していることになり、胃腸に負担をかけてより太れない体にしてしまっているのです。
かといって、今の食事限界量の中で、よりカロリーが高いものを選んで食べても太れません。カロリーが高いものはそれだけ胃腸に溜まりやすく、量が少ない段階でお腹がいっぱいになります。なので摂取カロリー、吸収できる栄養量に違いは生まれません。
すなわち、少食な人は、何とかして食べられる量を増やさないといけません。
その方法は、やはり脳に「食べる必要性」を与えるしかありません。

「脳」に食べる必要性を伝えると自然に食える!

1つは運動です。カロリーを消費することで脳は栄養を求めます。また運動により胃腸の血行が良くなり消化吸収力が上がります。誰だって運動すればお腹が減るのでたくさん食べられます。
ただ注意したいのは、疲労が残るような運動はしないこと。一般的な胃腸の持ち主でも、ハードな運動後はあまり食べられない。次の日もいまいち食欲がわかないことがあります。少食で痩せ気味の人は特にそうなりやすいので、適度すぎるくらいの軽い運動がベストです。
体を大きくするために運動するのではなく、胃腸に血液を送る、カロリーを消費して脳に食べる必要性を分からせることを忘れずに。

2つ目は「食べない」こと。
以外かもしれませんが、少食な人は食べ休みが必要です。普通に食べられる体質の人でも、現代人は慢性的に胃腸が疲れています。胃腸の疲れは強くなると体がダルい、胃がもたれるなどの実感がありますが、それ以前の疲れは全く感じません。でも食休みをすると次の日から急に体が軽くなって、ご飯がいつもより美味しくなり食欲がわきます。
少食な人は特にこれが必要。1日粗食にしたら摂取カロリーが減って不安に思うでしょうが、大事なのは「これから続けて多く食べる」ことです。その日1日の摂取カロリーが重要なのではなく、これから続けることのほうが重要。
太りたいと考えている少食な人は、毎日胃腸の限界を迎えています。この限界、疲れを一度開放してやることで胃腸がフレッシュに戻ります。
また、元からカロリー摂取量が少ないため、1日だけでも摂取カロリーが少ないと脳は栄養の必要性を感じます。あえて摂取カロリーを減らすことで、脳に食べることの必要性を理解させます。
特に普段から量を意識して食べていたり、カロリーが高いものを選んで食べているような人には効果が高いです。頑張って食べているということは、それ以上に胃腸は負担を受けているからです。幸いにも胃腸の疲れは1日でかなり回復します。ただ絶食はよくありません。積極的に絶食すると、今度は食事間の時間が空きすぎてしまい、少食の人に胃腸には急激すぎて余計に負担を与えるからです。

少食こそ米+美味しいおかずで太る

最終的には、自分の胃腸に負担をかけずに量を食べられる主食、おかず、そのバランスを見つけることです。だいたいの日本人は白米主体にすればいいのですが、中には違う人もいます。あれを食べたら太りやすいという話は信じないこと。なぜなら、やせる食べ物なんて毎年新しいものが登場していますが、それで痩せられた人なんてほとんどいないでしょう。太る食べ物なんてものも、決して共通ではないのです。
確率から言うと、ダイエットの世界で言われる「コメは太る」を逆手に取るのが一番。あれは間違いですが、食べ方によって米は太りやすいのは間違いありません。相撲取りがこれで大きくなるので。
なるべく良い米を買ってください。ふるさと納税で手に入れるのがおすすめ。良い米はスーパーの3000円の米より遥かに食べられるので。本当に違いますよ。
そこに塩分味があるおかずがほしいところ。ここはもう栄養とかとりあえず気にしなくていいです。ただ油ものは避けたいです。消化負担が大きいので。いわゆるご飯のお供になるものが見つかれば勝ちです。
お腹いっぱいに食べる必要はありません。なるべく生きた味噌や納豆など、生きた菌を取り入れてください。胃腸の保護と活発につながるため、ガリガリ体質の人でも栄養吸収効率をアップさせてくれます。
カロリーより、胃腸に負担をかけずになるべく糖質中心で取る。特にタンパク質は消化負担の限度を考えてください。肉や魚などを食べて、お腹が重くなる、だるくなる、もしくは便秘になる、おならや便が臭い場合はタンパク質の消化許容量を超えています。こうなって初めてプロテインを取り入れるべき。それでもウェイトアップようの糖質が入ったプロテインを選んだほうがいいです。そうでないと、ガリガリ体質の弱い腎臓に負担が大きすぎるからです。

肉・タンパク質をたくさん食べても意味はない

筋肉はタンパク質で作られる。でも体が、筋肉が必要ないと思えば作られることはない。だから筋肉を付けて太る場合は、筋肉を使ってやる必要がある。
脂肪で太るには、血中に余計な栄養を増やすしかない。余計な栄養はその栄養のまま保持できない。体は常に「食べられなくなるときが来るかもしれない」という危機感を持っている。そのときのために余計な栄養はほとんどが脂肪化される。

たくさん食べるより胃腸を酷使しないことが重要

少食の人は胃腸が弱かったり消化液、消化酵素の量が少ないから。胃腸への血行不順もある。
とにかく食べる量を増やさない限り太るのは難しい。
なぜ食べられないのか?という原因を解消するのはかなり難しい。生まれつきの原因や、根深いストレスなどがあると解決が難しいから。
一つの対策として、なるべく自然なもの。人工的なものを避けるという方法がある。あまり魅力的に感じないし変なこだわりの世界っぽく聞こえるかもしれないが、この方法で以前より食事量が増える人は結構多い。
特に外食やコンビニ食、加工食品、レトルト食品、お菓子やジャンクフードなどが多い人には効果が高い。
これらは人工甘味料や添加物が多く使われている。これらが多く体に入ると胃腸の働きが鈍る。一般的には何も感じないくらいの影響だが、胃腸が弱い人は如実に影響を受ける。その結果、胃腸の働きが悪くなり量を食べられなくなる。

米、味噌、漬物といった質素な食事内容にしてみるといい。別に毎日というわけでなく、週に1日取り入れているみといい。カロリー量が不安ならドリンクタイプの太る用プロテインを飲むといいだろう。
週に1回でも胃腸を休めると胃腸の元気さはかなり良くなる。調子がいいと感じる日が増えるだろう。そんなときに食べるご飯は美味しい。その気持ちが食べる量を増やし、食べたものの栄養吸収効率を上げる。
多くの人は、いかにして食べる量を増やすか?摂取カロリーを増やすか?を考えているが、少食、食べても太らない体質の人でうまくいったケースはほとんどない。これはみなさんが経験済みでしょう。
でも太るためには胃腸の活発化が必要であり、現代人の胃腸は少食であっても疲れていることを知ると、胃腸を一度休める必要性にも納得できるはず。
太るためにあえて摂取カロリーを減らす。これがコツの一つ。