太るための食事と食べ物~高カロリーだけでは太れない

私は偶然、半年で体重20%アップしました。理由の大半は食事です。

簡単に言うと、昼ごはんをほぼ米にして、漬物や味噌などの発酵食品。タンパク質等のおかずは食べないか少量に切り替えただけです。それだけです。摂取カロリー自体は「減っている」かほぼ同一です。

これでなぜ増量、しかも健康的に綺麗に太ることができたか?

理由は、胃腸の疲労がなくなったからです。

太りたい人は摂取カロリーにこだわりますが、そうじゃなくて、食べたものをいかに身につけられるか?栄養の吸収効率。これが重要なんです。

その吸収効率こそ胃腸の疲労具合に左右されます。太るためにハイカロリーな食事を取ると、必ず消化負担が起きて胃腸が疲労します。

胃腸が疲労せず栄養吸収効率が落ちない、かつ栄養も取れる食事、食べ物が太れる条件を満たします。

太ると言われる食べ物・食事は勘違い

太りやすい食事は有名ですよね。太るための食事ならそこから逆算すればいいだけ。

有名なのが丼(どんぶり)もの。炭水化物がメインだからと言われますが、太りやすい理由の中心はそこじゃありません。

単純に口に運びやすく、あまり噛まずに飲んでしまいやすいからです。だから満腹中枢が反応する前に、本来の満腹中枢ラインを超えた分を食べてしまう。その結果、太りやすいだけなんです。

丼ものに限らず、一皿で完結する料理は早食い、食べ過ぎになりやすくて太れる食事メニューと言えます。

  • 丼もの全般
  • カレーなどの上からかける系
  • チャーハン

といったものですね。

ただ、これは十分な胃腸の消化吸収力があっての話。小食の人は無理に食べても消化不良を起こし、胃腸に負担を与えてしまいます。その結果、消化吸収が十分にいかず、食べた割にカロリーを十分に体に取り込めません。

その胃腸疲れも次の日に残ります。だから丼ものが太れる食事メニューとは言い切れないのです。

太るのに高カロリーな食事は逆効果

太るのにカロリー摂取量は重要です。低いと体は大きくなりません。

でも、ガリガリな人が高カロリーな食事をとっても太れませんよね?

食べている量自体が一般人より少ないという問題もありますが、それよりも胃腸負担が問題です。

太れない人の胃腸は比較的弱いです。胃腸が弱いというのは、決して胃痛や下痢を起こしやすいだけではありません。目に見えて変化のない胃腸自体の疲労を起こしやすいのもあります。

高カロリーな食事は一般的に、油分とタンパク質が多いです。これはどちらも消化がしにくい栄養です。

油ものを食べるとすぐに胸焼けする、タンパク質が多いとすぐに便秘になる、おならが臭くなるなどの症状は、全て胃腸が消化不良を起こしたり疲労している証拠です。

太るために頑張って高カロリーな食事を取った。でも胃腸が疲労してしまい、食べた栄養、カロリーをしっかり吸収できていない。

となると、高カロリーな食事を無理に食べ続けても思った以上にカロリーが体に入ってこないのです。

太りやすい食事・食べ物は普通のメニュー

太るための、太りやすい食事、食べ物というのは存在しません。

人によって好き嫌いがあり、たくさん食べられるものと苦手で食べられないものがあるように、胃腸にも好き嫌いがあります。

例えばアメリカ人ってハンバーガーやステーキ、フライドチキンみたいなタンパク質ばっかりの食事ですよね。それで体も超巨大。

あれをガリガリの日本人が真似したら胃もたれや胸焼けでとんでもないことになるはず。

つまり胃腸の好き嫌いは人種間でもあるし、個人間でもありえるということ。

カロリーが高い食事、食べ物にこだわらず、もっと普通の食事で、胃腸に負担がかからないメニューを見つけましょう。

半年で20%増量した私の食事メニュー

私の場合は、

  • 朝:ご飯お茶碗に軽く1杯、味噌汁1杯、納豆1パック
  • 昼:弁当(ご飯300gくらい、味噌、漬物、たまに鮭や卵焼き少々でほぼおかずなし)
  • 夜:お酒を飲むのでご飯は食べたり食べなかったり。パスタのときもあり。外食しても女性に「あまり食べないね」と言われるくらいの量

こんな感じです。かなり普通でしょ?

一気に増量したのは、昼ごはんの弁当からほとんどのおかずを取っ払ってから。それ以外に何も変化はありません。

私の場合、どうも昼にタンパク質のおかずを取ると胃腸が疲労してしまうようです。なのでそれをなくしたのです。

そうしたら、便秘や腹部膨満感、食後のけだるさ、ひどい眠気、重りを付けられたような後頭部の鈍痛などがなくなりました。そして勝手に体重が増えていきました。しかも綺麗に、体格が格好良くなるように。

これから分かるように、太るために高カロリーな食事、食べ物を取り入れたりしなくても太れるということです。

太るのに適した食事、食べ物の分別

これを食べたら太る!というものはありません。でも、確率的にこういったものは太りやすい、太りにくくするというものはあります。

【◯】やはり米は太るのに適している

米を食べない低炭水化物ダイエットが明らかに効果があるように、米は太りやすい食べ物の一つです。

しかし、米だけでは太れません。

「太る食べ物・食事=米(炭水化物)」ではない!米だけでは太れない

上記で書いたように、おかずの摂取も重要。

主食をメインに食べないと太れませんが、そのために必要なのはおかず。主食を進めるおかずが太れる食べ物ということになります。

そうなると、日本人は米が一番進みやすいのです。パンより明らかに合う料理やおかず、惣菜が多いですよね。

そしてパンみたいにバターなどの油分、塩分もないので胃腸負担も避けられます。

【△】麺類は意外と太りづらい

麺類は太りやすいようでそうでもありません。米のようにバリエーションがなく、他のおかずとの相性が悪いからです。

またラーメンは脂質が多く消化負担があります。私はパスタなら2人前(2輪)は食べられますが、ラーメンは1杯で結構お腹にきます。あと、食べた後に胃もたれのようなだるさを感じます。胃腸が負担を感じているようです。

夜食にインスタントラーメンは太ると言われますが、ガリガリな痩せ気味少食の人には別の話。

どっちみち、麺類は他の料理とのコラボが難しいので、ほとんど炭水化物ばかりの摂取になりがち。それだと太る条件を満たせません。

また飽きやすいため、麺類ばかりというのは太るのに適していません。

でもメインではなく、たまに食べるのは良いと思います。麺類は食べやすいので、ツルツルっと流し込めば、米より多くのカロリーを取れますし、消化負担になる確率も低いからです。

【×】高脂肪な食事はダメ

高カロリーな食事は決まって脂質が多いです。

確かにカロリーは多いのですが、脂質の消化はかなり大変で胃腸に負担がかかります。油もので胃もたれしやすい人が多いのは当然です。

アメリカ人のような胃腸なら負担なく消化吸収して太れますが、ヤセ体質の日本人には不可能です。

脂っこいものだから太れるというのは逆効果で、胃腸負担が増して栄養吸収効率が落ちるだけ。もっと質素なバランスが取れた和食のほうが太るのです。

【◯】和食は実は太りやすいし痩せやすい万能食事

和食は太りやすいし、痩せやすくもある万能選手です。

とにかく栄養バランスが取りやすい。これにより胃腸の働きを高められるし、何より消化負担がある献立がほとんどないですよね。食物繊維も洋食、中華より取れるし、胃腸の健康には言うことがありません。

米が進むおかずで制限なく食べれば太りますし、米の量を控えれば痩せます。どっちでも利用できるのが和食。

私も普段は和食中心。それでも20%増量するので、ヘルシーというイメージと太ることとは無関係なのが分かりますよね。

【×】インスタント食品・ジャンクフードは太れない

普通の胃腸を持った人は太れます。でもヤセ体質の人はダメです。消化負担が大きすぎるからです。

脂質が多いだけでなく、人工添加物が多いからです。

特に最近はコンビニ弁当の添加物量に警告が出ています。かなりの添加物です。

普段、マクドナルドやポテトチップス、インスタントラーメンなどのジャンクフードやインスタント食品を食べている人でも、毎日3食ともとなると体が悲鳴を上げます。

これはアメリカの「スーパーサイズ・ミー」というドキュメンタリー映画を見れば分かります(内容はこのブログで分かります)。

太れていますが、やはり胃の調子が悪くなっていますし、病気の寸前です。とても綺麗に太れていません。

これは脂質などもありますが、添加物の影響もかなり大きいと予想されます。

その後、マクドメニューだけで減量できたという実験もありますが、カロリー制限とウォーキングを徹底しています。

つまり、一見太りやすいイメージのジャンクフードであっても、他の要因に左右される上に胃腸負担が大きいことが分かります。太るために選ぶべき食事内容ではないのが分かりますよね。

【×】砂糖・甘い物だけで太ろうとするのはダメ

高カロリーと言えば甘いものがあり、その代表が砂糖です。

でも砂糖が多い食べ物、つまりスイーツ、お菓子で太ろうとするのは無理があります。

急激な血糖値の上昇はホルモンバランスを崩します。確かにGI値という血糖値の上がりやすさを抑えると太りづらいので、逆に血糖値が上がりやすい甘いものは太れることになります。

それはそうなのですが、甘い物で太ろうとすると、まずミネラルやビタミン、タンパク質などの栄養素が不足します。

バランスが取れていない食事はいずれ破綻します。体調不良などで結局は胃腸の働きを阻害します。

甘い物を食べてはいけないのではありません。普段の食事量に影響を与えない範囲で、好きなら別に何でも食べていいと思います。

しかし、洋菓子類には注意。かなりのバターが使われているため、ガリガリ体質の人には満腹感が過剰になりやすいです。また脂質の消化負担で胃腸が披露しやすいのも心配です。

【◯】野菜は低カロリーだけど太れる食材

ダイエットだと野菜の摂取量を増やしますが、見方を変えると太るためにも重要なのです。

野菜からは豊富にミネラル、ビタミン、食物繊維などを含んでおり、豊富な栄養素が取れます。

これらは体調を整えて胃腸の働きを良くしてくれます。その結果、食べたものから栄養、エネルギーをしっかりと吸収でき、少食な人でも少ない食事量からしっかりと太れる方に導いてくれます。

ただし、ダイエットのときみたいにどっさりと野菜ばかり食べると、それだけでお腹いっぱいになり食欲が減退。主食が喉を通らなくなります。

結局は和食のようにバランス良く、その中で野菜が取れれば理想。太るためにと意識せず、バランスの良い食事を取りましょうという話です。