太る食事内容は一種類集中より米中心プラスα

ガリガリで太れない悩みは、ダイエットより実は解決が難しいですよね。

私も肉がつかないタイプでしたが、偶然に超増量(半年で20%体重アップ)し、太ったというか体格がゴツくなりました。

この理由が、たった一食、一日の中の昼食内容の変更でした。そこから見えたのは、太るために必要な栄養バランスです。

タンパク質や炭水化物。どれも重要ですが、特に重要なのが消化できて胃腸に負担がないタンパク源です。

炭水化物、タンパク質。このどちらかに集中して食べるのは太るのに逆効果です。太れそうな食べ物一種類集中よりバランスが重要です。

炭水化物、タンパク質の片方だけでは太れない

「太る食べ物・食事=米(炭水化物)」ではない!米だけでは太れない

上記で書きましたが、太ると言われる米(炭水化物)ばっかり食べていても、実は太れないのです。1日5合の米を食べていた江戸時代の男性がデブだらけだったという記録はありません。

同時に、タンパク質だけでも太れません。プロテインを一杯飲んで太れた人というのもいませんよね。

やはり主食とおかず。つまり炭水化物とタンパク質などのメインとなる栄養バランスが重要なのです。

その効果を表しているのが、戦後の日本人の体格です。

太る食事メニューが分かる戦後日本人の体格変化

日本人の身長体重がグン!と伸びたのは戦後です。

理由は食の欧米化です。肉などの高たんぱく食品が手軽に手に入るようになり、不足していたタンパク質が一気に取り入れられたからです。

ではなぜ戦後から昭和にかけて日本人の体格が良くなったかというと、おかずの欧米化が進んだだけで米自体はそれなりに食べていたからです。

貧弱だった日本のタンパク源が強化されただけなので、筋肉や骨(これもタンパク質でできている)の成長が加速したのです。

でも、最近はおかずの種類が充実。昔ほど米を茶碗でおかわり!とかしなくなってきたため、体格の伸びも落ち着いてきています。

米だけでも太れない。でもタンパク質のおかずばっかりでも太れないのです。

主食メインで、主食である米をより多く食べられるようにするのが「おかず」の役割。だから太れる、増量します。

でも現代は米を食べるためのおかずというより、どんなおかずを食べるかといった考え方になりがち。寿司でシャリを残す人もいるくらいですからね。変な時代です。

また、豊富なタンパク質に加えて、胃腸に負担がかかる人工添加物の摂取量も増えています。胃腸に負担がかかっていると栄養吸収がうまくいかなくなるので、食べている割には太れない結果になります。

  • 昔ながらの米を中心とした食生活を崩さない
  • 消化負担にならない米が進むおかずでご飯をたくさん食べる

戦後日本人の体格が良くなっていった時期に少し食生活を戻してみましょう。それが一番太れる食事メニューです。

太る食べ物は1つにこだわってはダメ

米ばかり食べていた江戸時代の人が太っておらず、そんなに米を食べていない現代人のほうが太りやすい事実。

これから考えて分かるように、何か1つの食べ物にこだわって食べても太れないということです。

焼き肉ダイエットみたいにタンパク質ばかり食べているとむしろ痩せる人が多いですよね。江戸時代の人も米ばかりで痩せていたわけで、何か1つの食べ物ばかり食べるというのは、ある意味ダイエットになってしまう可能性があります。

ある野球部のノルマは大きなタッパーで米1個完食

とある学校の野球部では、タッパー一杯の白米を毎日食べるのがノルマのところがあります。

3リットル弁当・1日白米5合 体重増で本塁打量産

タンパク質が重要と考える人は多いですが、米には100gあたり6gのタンパク質が入っており、量を食べればそれなりのタンパク質量は取れます。

でも米だけでは太れないですよね。でもご飯とおかずの比率を見て下さい。圧倒的にご飯のほうが多いでしょ?

このことから分かるように、成長期の子でもタンパク質メインで体を大きくしているわけではないということ。メインは主食の米。それにプラス。ある意味補助的にタンパク質を取っていますよね。

もちろん激しい運動をしているからこそエネルギーが必要。なので炭水化物が必要なのですが、必ずしもタンパク質ばかり摂取して成長しているわけではないことが分かりますよね。

ボディビルダーも増量するときは炭水化物を取る

ボディビルダーは鶏のささみやプロテインにブロッコリーばかり。米とかパンとか食べていないのでは?

ボディビルダーでも体全体のサイズを大きくする場合は炭水化物を多く摂取します。じゃないと筋肉のサイズに上限があるからです。大きな筋肉は、ベースとなる体の大きさがないと限界があるのです。

さっきの高校球児でも、監督さんはご飯を食べたほうが筋肉が付くと語っています。

ガリガリのヤセ体質の人は、いわば絞りきった状態の体。ここにプロテインを摂取して太ろうとしても、ベースがないので付く筋肉量がしょぼいのです。

しかも、少食な人はプロテインを飲むとお腹が膨れてしまいます。プロテインダイエットというのがあるように、プロテインはお腹の空腹感を満たします。

いくら栄養豊富なプロテインでも、プロテインを飲むことで食事量が減っては太れないのです。それだと置き換えダイエットになり逆に痩せてしまう。だからガリガリ体質の人はプロテインで太れないのです。

プロテインなどのタンパク質は、一定の体の大きさになってから、「さらに大きくするため」に必要な栄養、食事です。今はまだその段階じゃないのです。

痩せすぎている体は生命維持に不利です。脳が優先するのはカロリー確保です。プロテインを飲んだとしても、筋肉に変換されずにカロリーとして消費されやすくなります。それだったら炭水化物でいいですよね。

今は、とにかく炭水化物を多く取り入れて、筋肉がつく土台を作りましょう。