プロテインで太るのは無理!飲んでもガリガリが太れない理由

私は以前、増量する前にプロテインを何種類も試しました。

しかし、全くと言っていいほど増量はしませんでした。多少効いたかな?という程度です。

その後、プロテインなしで半年で20%の増量。何の努力もせずにです。

痩せすぎの状態だとプロテインは無駄になります。ある程度肉が付いてきてから飲むと効果が如実に出ます。

なので、今痩せすぎ状態の人は、筋トレ愛好者が飲むようなプロテインは不要です。バルクアップ用の体を大きくする用のプロテインはありですが、それでも条件があります。

プロテインで太れない理由

ガリガリ体型の人が体格を良くしよう!と考えた場合、多くの人がプロテインを飲もうとします。

でも無駄です。だいたい失敗に終わっています。

理由は、プロテインに含まれるタンパク質がエネルギー源として使われてしまうからです。ただのカロリーです。

しかも、ガリガリで少食な人はプロテインでお腹が膨れてしまいます。プロテインダイエットというのがあるくらいですよね。置き換えダイエットとして使われ、プロテインの腹持ちによって空腹感を紛らわせます。

結局は普通の食事を食べたほうが摂取カロリーも栄養バランスもいいことになり、ただあのドロドロした液体を飲んだだけという結果に。

プロテインは普通体型以上で効果が出る

プロテインは、ある程度太ってきて普通体型に近くなってから飲み始めます。これだと効果を実感できます。

ボディビルダーもプロテインだけでデカくなっているわけじゃない

なぜか太るためにプロテインが重要視されがちですが、太るため、体を大きくするには炭水化物が必須です。ボディビルダーも最初から鳥のささ身や卵の卵白ばかり食べているわけじゃないです。増量期と呼ばれる、体全体をデカくして育てていくときは、TVで見るような味気ない食事ではありません。普通にご飯も食べています。

ボディビルダーでさえも、体のサイズを一段階上げるときには炭水化物を食べます。彼らはああいった人たちなのでどんなときでもプロテインを飲んでいますが、増量期はプロテインの重要度が相対的に低くなるのです。

そして体重が増えて見た目にも大きくなると、今度はプロテインや鳥のささ身などのタンパク質中心の食事で、脂肪を落としつつ筋肉を「維持」しつつ仕上げていきます。

プロテインは筋肉を付けるより維持するために重要

ボディビルダーでもプロテインで筋肉を付けているというより、付いた筋肉を維持するためにプロテインを常飲しているといったほうがいいでしょう。もちろん筋肉が付く効果もありますが。

筋トレで筋肉を痛めて損傷をさせれば、タンパク質は筋肉の補修に使われて、その際に以前より筋繊維が太くなります。これにより筋肉が増大します。筋トレ効果の仕組みです。

だから筋トレ後にすばやくプロテインを飲むわけです。

ただ筋肉は筋肉であるためにエネルギーを使います。維持にコストがかかるのです。

でもガリガリ体型の人は、そもそもの摂取カロリー(実際に吸収できているカロリー)が少ないため、一度付いた筋肉も分解されてエネルギー化されやすいのです。

筋肉を維持するにはそれ相応のエネルギーが必要になります。

どうしても、

プロテイン=筋肉が付く

という印象が強いですが、実際には付いた筋肉が分解されて萎まないようにタンパク質を積極的に取っているといったほうがしっくりきます。

だからガリガリ体型の人が、その状態でプロテインを飲んでも筋肉が付いて増量するという期待はできないのです。維持に効くのですから。

プロテインもエネルギーになりうるので飲んで無駄ではありませんが、それなら炭水化物のほうがいいですし、余計なお金がかかるだけですよね。

プロテイン量を増やしても太れないし危険

量を増やせば太れる…

という考えは危険です。

確かにカロリー摂取量は増えます。しかしタンパク質なので、炭水化物とは違う負担が増えます。

タンパク質の吸収後に腎臓が使われます。腎臓が弱い人は疲れやすい体質で、ガリガリな人は胃腸が弱い人上に腎臓も弱い可能性もあります。

急激なタンパク質摂取量の増加は腎臓がフル回転になります。安易にプロテイン摂取量を増やすと腎臓の数値がかなり上昇し、健康診断の血液検査で引っかかります。

腎臓は一度痛めると元に戻りにくい臓器です。透析治療になるともう一生あのままです。腎臓が疲弊して疲れやすくなると、体調変化で余計に食べられなくなります。

プロテインは食事で取り切れないタンパク質を取るためのもので、太るためにあるものじゃありません。炭水化物中心の太るために設計された、糖質中心のプロテインなら比較的安心。太るためのプロテインはそれ用のプロテインを利用しましょう。

少し太ってからプロテインを飲むと綺麗に太れる

プロテインを飲むと、なんかすぐに体格が良くなって生活が一変しそうですよね。でも先に書いたとおり思い通りに行きません。

でも、ある程度肉がついてきて、標準に近いくらいの体格になってくると話が変わります。

それくらいから、筋トレとプロテインを始めると、今までにないペースで体格が良くなってきます。

ベースの体格が良くなると、摂取したプロテインが筋肉のために利用されやすくなるからです。

しっかりとカロリーが取れている状態で、胃腸に負担をかけずにタンパク質を摂取できるのがプロテインの魅力です。

もし食事でタンパク質を多く摂取しようとすると、どうしても消化不良を起こします。痩せていた人はなおさら。

ボディビルダーでも、必要なタンパク質量を肉から取ろうとすると、とても食べられない量で胃腸が持ちません。

でもプロテインは既にほとんど分解されている状態なので、胃腸に負担をかけず、つまり太るために必要な条件「胃腸を疲れさせない」という条件を守りながらタンパク質摂取ができます。

ガリガリで痩せている段階では、まずカロリーが足りていないので、胃腸負担をかけずにタンパク質摂取というのはあまり意味がないのです。カロリー摂取なら炭水化物のほうがはるかに臓器負担がかかりません。

肉、卵、魚、豆などが苦手ならプロテインもあり

プロテイン効果はまず少しだけでも太ってからです。もしくは、肉類や卵、豆類、魚類などのタンパク源のメニューが苦手な人なら、最初からプロテイン摂取はありです。

ただし、一般的に表示されている一回の使用量にこだわらないこと。

少食な人はプロテインだけでお腹が膨れがち。こうなるとメインとなる米などの主食を食べる量が減ってしまいます。

必ず、主食+タンパク質、その他ミネラルやビタミンの組み合わせが必要です。主食だけでも太れませんし、タンパク質だけでも太れません。

「太る食べ物・食事=米(炭水化物)」ではない!米だけでは太れない

だから、普段の食事に少しプラスする程度のプロテインでいいのです。別に定められた使用量を守る必要なんてありません。

付属のスプーン2杯なら1杯にするとか、1杯なら半分にするとか。

とにかく普段の食べられる食事量を邪魔しないように賢く利用しましょう。そうすれば、主食+αの太りやすい、増量しやすい栄養バランスが簡単に作れます。